スタイルアサヒ11月号

スタイルアサヒ11月号

スタイルアサヒ10月号

スタイルアサヒ10月号

野性時代の家族小説特集、その扉絵と他に四人の作家によるエッセイの背景に絵を描きました。打ち合わせ時点では、たぶん僕のイラストの〆切までに全員分の原稿は読めないでしょうということで、さて何を描きましょうかという話になり、それぞれの作家が住んでいる土地の風景はどうでしょうかと提案して、その方向で行くことに決まりました。

下の段の絵は小川糸さんのベルリンの風景で、小川さんのリクエストにより愛犬のシーズーでしょうか、を描きました。上三分の二ほどの面積を文章のために確保しつつ、風景と犬を合わせるのはスケールの問題があり結構難しかったのですが、それはさておき、最近デジタルに疲れてアクリル絵の具などで試行錯誤しておりまして、これはそのアクリル画の失敗作です。色を塗っては紙やすりで削り、ポスカで線を描いたりということをやっています。しかし時間の余裕もないので、結局これをスキャンしてデジタルで描き直すということで、急場をしのぎました。

他の絵はDrawgerをご覧ください。

今月もCREAの連載コラム「ふたりの論点」です。右が中野翠さんの『美少女イラストの鼻』、左がジェーン・スーさんの『クレーム』です。

小学館STORY BOXに連載中の堂場瞬一さんの小説『夏の雷音』より挿絵。神保町のスマトラカレー共栄堂、のつもり。

小学館STORY BOXに連載中の堂場瞬一さんの小説『夏の雷音』より挿絵。神保町のスマトラカレー共栄堂、のつもり。

今、もっちゃんが個展やってます。
2014年9月29日(月)〜10月4日(土)岡本かな子展「Hide and Seek」

今、もっちゃんが個展やってます。
2014年9月29日(月)〜10月4日(土)
岡本かな子展「Hide and Seek」

JR九州 Please 10月号

生駒高原コスモス園をイメージしました。このような補色関係の配色は明度に気をつければ意外とまとめやすいです。色相環における正反対の色から両側に少しずらした位置の色も少しずつ取り入れて、花の色にバリエーションを加えつつ、人物の服などにも使ってます。

JR九州 Please 10月号

生駒高原コスモス園をイメージしました。このような補色関係の配色は明度に気をつければ意外とまとめやすいです。色相環における正反対の色から両側に少しずらした位置の色も少しずつ取り入れて、花の色にバリエーションを加えつつ、人物の服などにも使ってます。

STORY, WITH BIRD by Kevin Canty

久しぶりにThe New Yorkerの仕事をしました。短編小説のイラストレーションです。あるカップルが別れていく話で、鳥が彼らのアパートに迷い込んでくるシーンがいくつか出てきます。それで彼らが引っ越したあとの空っぽの部屋に鳥の羽が一枚舞い落ちている絵というわけです。

とてもシンプルな内容の絵なのですが、The New Yorkerの短編小説セクションのイラストレーションには一つの形があって、それはあたかも単行本の装画のような雰囲気になるように、タイトルと著者名を入れて一つの絵として完結することが前提になっています。文字やレイアウトはイラストレーターがやってもいいし、The New Yorkerのデザイナーが仕上げてもよいということでした。今回はスケッチから完成までの間にちょっといろいろあって、また時間も限りなく足りなかったので、僕は文字の部分までは関わりませんでした。もっと余裕があれば、全部手がけてみたいものです。

小説はこちらで読めます。比較的易しい英文なのでアメリカのエディトリアルイラストレーションに興味ある人は読んでみては。

STORY, WITH BIRD by Kevin Canty

久しぶりにThe New Yorkerの仕事をしました。短編小説のイラストレーションです。あるカップルが別れていく話で、鳥が彼らのアパートに迷い込んでくるシーンがいくつか出てきます。それで彼らが引っ越したあとの空っぽの部屋に鳥の羽が一枚舞い落ちている絵というわけです。

とてもシンプルな内容の絵なのですが、The New Yorkerの短編小説セクションのイラストレーションには一つの形があって、それはあたかも単行本の装画のような雰囲気になるように、タイトルと著者名を入れて一つの絵として完結することが前提になっています。文字やレイアウトはイラストレーターがやってもいいし、The New Yorkerのデザイナーが仕上げてもよいということでした。今回はスケッチから完成までの間にちょっといろいろあって、また時間も限りなく足りなかったので、僕は文字の部分までは関わりませんでした。もっと余裕があれば、全部手がけてみたいものです。

小説はこちらで読めます。比較的易しい英文なのでアメリカのエディトリアルイラストレーションに興味ある人は読んでみては。

JR九州 Please 9月号
表紙には特急「海幸山幸」をフィーチャーしました。下段の絵は、列車をもっと目立たせたほうが面白いかもしれないという思いから、現実にはあり得ないスケールで海幸山幸が中央の島を掠めるように配置したバージョンですが、こちらは採用されませんでした。前景には画面に鮮やかな彩りを加えるためと、南国ムードを盛り上げるためにハイビスカスを入れましたが、実際はこういう場所には咲いていないかも知れません。

これはいわゆる企業小説ということができるかと思うのですが、一般的な企業小説が持つ硬いイメージを打ち破るような本に仕上げたく、体裁も仮フランス装を考えているので、何か斬新な装画をお願いします、という依頼でした。

絵を描くための資料を少しいただいたのですが、それらがオフィスビルの写真だったりしたので、これでは従来通りのいわゆる企業小説のイメージそのままになってしまいますと申し上げ、会社や企業という典型的なアイコンから離れた場面を小説中に探したところ、断崖の上に建つ家のシーンに行き当たりました。下段のラフにあるように青い空と青い海でも良かったのですが、そこから一捻りして、夕陽に染まったように見えるピンク色の海ではあるが、空は漆黒の夜空(表四には三日月が見えていますが)という取り合わせにして、少しミステリアスで不穏な空気を表現しました。そしてごく小さくではありますが、海に臨む家の庭にどこからともなく光に照らされている登場人物の男女二人を描写しました。